ローマウントバカ一代(昔話)

このコーナーでは私が過去に製作したMGC製LEベースのマッチガンと自作マウントを紹介したいと思います。
どのガンも異常な程スコープマウントの低さにこだわっています。

注 : LEの構造が分からないとチョット分かりづらいかも知れません。


私がシューティングを始めた頃、ダットサイトと言えばMGCのエースポイントかエイムポイント2000しかありませんでした。
エイム2000は48000円と高価すぎて買えず、エースポイントは4800円でしたが視野が狭くダットも暗いものでした。

そこに登場したのがタスコのプロポイントです。
エイム2000より視野が広くてダットも明るく、しかもエイムより安価。その当時の決定版と言える製品でした。

早速購入したのですがどうやって取り付けたら良いのか分かりません。

スライド直付けにしたかったのですが、当時のマッチガンであるMGCのLE用にむげんからユニバーサルマウントと言うエースポイント用のマウントは発売されていましたがレール幅が12ミリで、プロポイントのリングは20ミリ幅なので使用できません。今では12ミリ用リングが有りますが、その頃は無かったのでここはもう20ミリ幅のレールを使用せざるを得ません。

そこで20ミリ幅のスーパー9用マウントを載せようと購入してみたのですが、これの何と作りの悪い事か。幅は20ミリに足りないし溝も非常に浅くがっちり固定出来そうにありません。

どうしたら良いのかしばらくは途方に暮れていましたが、プラチナカップで順番待ちをしている時ふと前のシューターを見ると何とアルミ削り出しの20ミリマウントにプロポイントを載せているではありませんか。しかも明らかにヤスリを使った手作業で仕上げてある。工作機械が無ければ不可能なのではと考えていた自作アルミマウントが、手作業でも作る事が可能だと知った私は試合の後すぐにアルミ材を購入しに行きました。


手作業である為どうしてもエッジがあまくなってしまいましたが1週間後にはどうにか形になりました。通常六角断面であるところを上半分を省略して逆台形にし、リングの付く所にだけスぺーサーを入れて取り付けられるようにし、作業の簡素化と軽量化が同時に実現できました。
MGCのブラックパンサーのマウントみたいと言えば分かるでしょうか、ちょっと古いネタかな?

このアルミマウントをスライドの上を平らに削ってからネジ止めして完成です。

この時、自作の味をしめてしまった私は、のちに変なマウントばかり作るようになってしまいました。

このガンは後に違うタイプのマウントを載せた為、残念ながら画像がありません。

 

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