ライフルによるスピードシューティング

ライフルを使用したシューティングマッチは今の所、ジャパンリミテッドスティールくらいしかありませんがハンドガンとは違った楽しさが有りますし、なによりホルスター等の装備が必要無いのでガンとシューティンググラスが有れば気軽に参加できますのでマッチ入門には最適かと思います。

ガンの選択

スピードシューティングに対応するガンとなると大体機種が限られてきますが、MP5シリーズ、M16シリーズ、シグシリーズ等が主流のようです。特にM16系はカスタム化しているシューターが多い。

私はマルイの電動ガンMP5K-PDWを使用していますが、このガンを選んだ理由はそのスタイリングと取り回しの良さに依るもので、何といっても趣味の世界ですから見た目の好みは重要です。運搬する際、コンパクトになる点もGOODです。私の場合ノートパソコン用のバッグにぴったり収まりました。

シューティング用として見てみると、普通のMP5はピープサイトなのですがオープンサイトである点が使いやすく、ストックがやや短めな所も私の好みにぴったりです。

欠点としては、バッテリー交換が面倒な点とストック取り付け部の剛性不足です。ストックのロックはとてもがっちりしていて良いのですが、本体とストック基部とのガタが気になります。更に基部とストック本体にもガタが有りちょっと残念。

自作の青スリングがお気に入り

 

カスタマイズ

競技に参加するようになるとノーマルでは不足を感じるようになります。

私の知る所ではセレクターをフルまで回らなくして確実にセミで撃てるようにしたものや、グリップを手に合うようにカップガン風に加工したMP5を見た事があります。

内部チューンに関しては専門外なのでサバゲ関係のサイトで探してみてください(昆布がおすすめ)。

私のガンは今の所ノーマルですが、いくつかアイデアが有るので機会が有れば実行してみたいと思っています。

ハイサイト化

これは以前エアライフル競技をしていた時に教わった事なんですが、多くの人は、ライフルを構え頬付けする際首を傾けますが、首はなるべくまっすぐな方がより自然で楽に構えられます。

日本人と欧米人とは頬骨の位置や高さが違うためこうなるらしいのですが、これを補正するためサイトの位置を高くします。

リミテッド用にMP5を使うならスコープマウントにオープンサイトを載せれば簡単に出来そうです。どうせオープンにするなら、流行の集光樹脂を使ってみるのも良いかも。但しサイトの軸線が高くなるのと重量の増加、それによるバランスの悪化などの弊害も出てきます。スピード競技には必要ないかも。

ダットサイトの使用

簡単に照準の精度を上げる事が可能。MP5の場合マウントがやたら重い。

軽量なダットサイトを発見したのでテスト中。

可動式バットプレート

これもライフル射撃では常識ですが、立射の時は可動式バットプレートを下にスライドさせた状態で固定します。

首を自然な状態のままガンを水平に保とうとするとバットプレートを下にオフセットする必要が出てきます。確かAPS-2M97にもそういったパーツがついていたと思いますが、実銃用の物が競技用ライフルの専門店で購入できたと思います。

ショートストック化

重心はなるべく身体の近くにあった方が安定しますし、振り回す時も楽です。但し、余り極端にやるとサイトピクチャーが狂ったりグリップアングルが不自然に感じたりするので自分の体格に合うようにフィッティングすると考えたほうが良いかも知れません。

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